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お腹を冷やさない理由⁈

 毛糸の腹巻は昭和時代に良く用いられた子供の就寝用グッズでしたが、どうしてお腹を冷やさないようにすると良いのか?ご存知でしたか。

 お腹をあたためることで肝臓や大腸には効果的であることがなんとなくわかる気がします。

 腸ではオリゴ糖が分解される時発熱しますし、大腸はあたたかい方が良いのは言わずもがなです。小腸や膀胱も冷えは大敵ですから、腹巻でお腹をあたためることは、それなりに医学的根拠も意味もあります。

 本当に一番重要なのは、下腹部の腹筋が横紋筋であ流ため、その緊張をとるためにあたためることがとても重要なのです。

 筋肉、特に横紋筋は体液が循環せず、筋肉運動も限られています。マッチョな腹筋でも冷えは厳禁なのです。せっかく鍛えた腹筋の効果・活用を妨げるからです。

 腹筋、筋膜、靭帯は物言わぬ筋肉です。それでいて生命力には大きな役割を果たします。

 せっかく筋トレやヨガで下腹筋を鍛えても、筋肉は冷えやすいので冷えて神経を圧迫する可能性があります。

 つまり、からだを保温して快適にさせる腹巻の本当の効用は横紋筋のリラックスにあります。

 筋肉に冷えは大敵です。

 良く野球選手が肘や肩を試合後冷やしているのは、冷やすことで炎症を防ぎ、血流を良くするために行っていることで、効果はあたためていることと一緒です。

 お腹を冷やさないというのは、腸の保温もありますが、下腹部横紋筋のリラックスによる血流促進のためでもあるのです。

 関節を冷やさないのは、とても大切、重要なことなのです。特に女性の下腹部は冷やさない、リラックスさせることが健康に役立ちます。