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寒さと冷えは別もの

寒さと冷えは別物です。

発熱と体温を上げることも別物です。

ひとは死ぬと心臓が停止し体温はなくなります。

血流が停止するからです。

体温を高めると思いがちですが、身体に必要なことは、血流、特に毛細血管の血流が重要なのです。

毛細血管の血行が悪化するとあらゆる病気をひき起こします。

また、夏や室内でも身体は、特に手足は動かさなければ冷えます。

暖かい部屋や炬燵にいるからとしても、手足は冷えます。

入浴したあとこそ、身体は発汗、発熱したあと水分で体表、肌から冷えてゆきます。

だからこそ、入浴後は身体をよく拭き、髪をドライヤーで乾かすことが必要です。

また入浴前にお水を飲み、できるだけ発汗させる必要があります。

血液も水分を必要とするからです。

体温の高いひとの方が、アンチエイジングで若々しく、長寿といわれています。

水分や腸の活性化、運動がとても大切なのです。

冷え性のひとは運動のほかに生薬の、例えば養命酒のようなものを適量寝る前に摂るのも良いかもしれません。

汗をかくことは、直後に体温低下がくることを見越して、ガウンや肌着をしっかり来たり、早めに靴下や手袋をする癖をつけておくのも大切です。