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事務通いや毎日のランニング、ヨガは本当に必要でしょうか?
呼吸で大切なのは、生きるための呼吸ではなく、代謝を積極的に促し、細胞を活性化させるための本来の呼吸が必要です。呼吸は24時間、生まれた時から行っているだけでなく、呼吸をしなければ生きていられません。
もちろん、ジムワークやランニングは大切なことです。
しかし、その前に24時間行っている呼吸を見直す必要があります。
呼吸は肺で行っているのではありません。横隔膜や腹筋を使い、あるいは首の力、ハムストリングスの筋肉、靭帯を使っているのです。酸素は肺から心臓に送られ、末梢血管を通して脳だけでなく、靭帯や筋肉にも送られています。
身体全体はもう一つの臓器でもあります。
呼吸をするときに、手足の毛細血管を意識し、できるだけ大股で歩くことが大切です。
そして歩いて移動するときに、呼吸の本来の嗅覚の刺激として、外の空気の臭いを嗅ぐことが大切です。呼吸とは、外気を知覚するという使命もあるのです。呼吸で活性化するためには、外気の臭いを感じながら、そしてできれば末梢神経や末梢血管を知覚しながらあるくことが極めて大切なのです。
正しい呼吸を身に着けることで身体を活性化することができるのです。
ランニングやヨガの前にゆっくり歩きながら外気の臭いを意識してみましょう。
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