痩せている女性=美しい 細い=絶賛 って本当でしょうか?
女性には根本的に身の丈に対し縮小願望というのが心理的にあります。
そのために、常に少し小さくなりたいと考えるのです。
中国では脚が細く、足が小さい女性が美しい、とされてきました。
日本でも洋服の規格号数を小さいほどスタイルが良いのだという文化的な潮流もあります。
腰が大きく、つまり骨盤がしっかりしている女性は出産が容易である特色をもちますが、この骨盤が近代から二極化し、針金を入れたスカートを付けるなど、西洋ではくびれへの絶対的願望が文化です。日本では、柳腰や西洋からの流入によるユニセックス化で少年のような腰回りというのが、華奢として愛されても来ました。
何も文化的に見れば、女性の機能美ではなく、男性目線への擦り寄り傾向は明らかです。
つまり男性に愛される象徴としての肉体が、妊娠対象として女性のからだはイメージされてきたのではないでしょうか?
一方で加齢に伴い肥えてゆく傾向にある女性のからだは、当たり前ですがホルモン等の環境、成長によるものです。
では老齢になった女性のセックスは無視されるのでしょうか?
太っていることも、贅肉があっても、それは個性であり、美しいのです。
男性からの性的対象としての細いからだ=セクシーな肉体=女性美 となっていないでしょうか?
わたしの結論は「痩せることは美ではない」と考えます。
太っていても良いと思います。
健康であること、自分のからだに美意識を持って生きること、これがダイエットの中心でなくてはなりません。
一緒に健康ダイエットを長い目で考えませんか?
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