睡眠の質ーもうひとつの観点

 はじめに、情報を出し惜しみしているのではありません。その情報が情報として生かされる最善の活用を考え、誤使用を避けようとしているのです。

 睡眠についても同じです。睡眠の質が大切なことは言うまでもありませんが、ひとりひとりの身体、環境、目的が相違する以上、睡眠の質もそのひとのオリジナルが検討されて当然のはずです。

 枕、温度、眠る姿勢、湿度、時間、入浴との関係、着衣など、条件はひとそれぞれです。そこで一般的な睡眠論のまえに視点を変えてみましょう。

 従来の睡眠で良いか?ということです。規則正しいことは大切なことです。睡眠だけでなく、運動や食事、入浴と睡眠の関係もとても密接なものです。

 眠る時身体は何を欲しているでしょうか?

 リラックス、癒し、呼吸を整える、脳を休めるなどいろいろありますが、代謝をし身体も能も機能しているということです。また夢を見ます。

 共通してお薦めしたいのは寝る姿勢です。これは仰向けではダメです。

 少なくともうつ伏せに近い形で背骨への負担を減らす必要があります。

 そのことは次回以降に譲るとして、もうひとつの観点からお話しします。

 眠くないのに眠る必要はありません。規則正しい生活は大切です。しかし、眠るために眠っていませんか?そして疲れをとるために眠っていませんか?

 ひとはお腹が空かなければ食べません。食べる必要はありません。眠ることも欲求がなければ眠る必要がありません。

 水分をしっかり摂って、短時間の眠り、2~3時間、多くて4時間を一日に2度に分けて睡眠することが大切だと思います。合計で8時間眠ることは構いませんが、一回2時間で3回眠る方が身体にとっては効率的です。案外慣れると生活しやすいものです。長く眠ることが安らぎと信じているのは仮想でしかありません。酸素の補給、アンチエイジングには絶妙のホルモンバランス効果を発揮します。

 分けて睡眠をとるというのは歴史的にも長生きや偉人で活躍したひとも行った方法です。自分に合った睡眠法を見つけることはとても大切なことです。

 睡眠であなたに必要なことをお知らせします。ぜひ、ご相談ください。